Bleeping Computerはこのほど、「Windows 11 taskbar has a hidden "End Task" feature, how to turn it on」において、Windows 11にタスクバーから直接タスクを終了できる機能が追加されたと報じた。このタスクの終了機能はデフォルトでは無効になっているが、簡単な手順で有効できるという。

  • Windows 11 taskbar has a hidden "End Task" feature、how to turn it on

    Windows 11 taskbar has a hidden "End Task" feature, how to turn it on

タスクバーから直接プロセスを終了することが可能に

従来のWindowsでは、タスクバーに表示されているアプリアイコンを右クリックすると「ウィンドウを閉じる」オプションが表示される。これは特定のウィンドウのみを閉じるもので、プログラムがシステムトレイに最小化されるよう設定されている場合は実行されたままになってしまう。

しかし、新しい「タスクの終了」オプションを有効にすることで、同じ名前で実行されているすべてのプロセスを終了する可能だ。

「タスクの終了」機能の使い方

「タスクの終了」機能が有効になっている場合、タスクバーのアプリアイコンを右クリックすると、「タスクを終了する」オプションが表示されるようになる。特にChromeやEdgeのように複数のウィンドウを開いている場合、このオプションは「すべてのタスクを終了」に変わる。このオプションを選択することで、同じ名前で実行されているすべてのプロセスが終了する。

この機能は、タスクマネージャーを開かずに特定のアプリのプロセスを終了できるため、特にプログラムが応答しなくなった場合に役立つ可能性がある。

「タスクの終了」を有効にする手順は次のとおり。

  1. Windows 11デバイスで設定アプリを開く
  2. 「システム」に移動し、「開発者向け」に進む
  3. 「タスクの終了」オプションにあるトグルスイッチをオンにする
  • Windows 11の「タスクの終了」機能

    Windows 11の「タスクの終了」機能

この設定を有効にすると、タスクバーのアプリアイコンを右クリックして「タスクの終了」が表示されるようになり、選択することで簡単にタスクを終了できるようになる。