JAPAN AIは7月16日、展開しているAIサービス「JAPAN AI CHAT」、「JAPAN AI MARKETING」において、SFA(営業支援)/CRM(顧客管理)プラットフォームであるSalesforceとのAPI連携を開始したことを発表した。

Salesforceとの連携の背景

企業における営業業務の効率化や、マーケティングからバックオフィスまでの顧客情報の一元管理の重要性が高まる中、JAPAN AIは生成AIを活用して営業業務の効率化、営業活動分析、売上分析などの社内情報を活用した分析をAIで推進できる環境を目指している。

今回はその一環として、SFA/CRMプラットフォームであるSalesforceとの連携したという。

Salesforce連携で可能になること

JAPAN AI CHATおよびJAPAN AI MARKETINGは、今回のSalesforceとのAPI連携により、Salesforce内に蓄積された情報を基にAIが検索や回答を行うことが可能となった。これにより、AIでSalesforceに蓄積された情報資源を効率的に利用することができるという。

JAPAN AI CHAT、JAPAN AI MARKETINGは、このアクセス権設定に対応しており、使用者が権限を持つ情報のみをAIと連携させることができる。

  • Salesforce連携で可能になること

    Salesforce連携で可能になること

今後について

今後は、入力された質問内容に基づき、AIが自動で適切な情報の選択から分析までの工程を実現する機能のリリースを予定している。これにより、営業活動分析、ニーズ分析、売上分析など、幅広い自社情報の活用が期待されるという。

また、JAPAN AIは今回のSalesforceとのAPI連携をはじめとする迅速な機能連携を、技術革新の一環と捉えており、AI技術の最新動向を常にチェックし、可能な限り迅速にアップデートを行うことで、常に最先端のサービスを提供し続けることを目指す。