日本通信販売協会、博多で総会・懇親会 やずや、ふくやが登壇

公益社団法人日本通信販売協会(JADMA)は6月27日、福岡・博多のホテルで九州地区の総会記念会員懇親パーティーを行った。冒頭、新会長の千趣会・梶原健司社長があいさつ。乾杯の音頭は、新たに副会長となったやずやの矢頭徹社長が取った。中締めのあいさつは、ふくやのシステム部の平山高久部長が行った。

新会長の梶原社長は、「今年は3月に、紅麹問題が世間を大きく騒がせ、機能性表示食品の販売に大きな影響を及ぼした。その対応でも、事業者の負担が増えている。物流問題に関しても、送料無料表示の対応や、再配達の削減は、今後の大きな課題となっている」と話した。

乾杯の音頭を取ったやずやの矢頭社長は、「九州は通信販売が強い地域だ。今日の参加者にも多くの有力企業がいる。九州地区のスポーツチームは、多くの通販企業がスポンサーになっているが、昔は考えられなかった。人気企業ランキングでも上位になってきている。こうして発展してきた九州通販を、次の世代に残すために、何ができるのかを、みんなで話合いながら、さらに発展させていけたらと思う」と話した。

ふくやの平山氏は、「梶原新会長と、矢頭新副会長、新体制で通販業界を盛り上げていければと思う」と話し、「博多手一本」で中締めを行った。