「makeshop」、初のショップアワード開催 九州版のグランプリは「ガードナー」

ECサイト構築SaaS「makeshop(メイクショップ)」を運営するGMOメイクショップは6月20日、福岡においてECサイト運営担当者向けイベント「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」を開催した。イベントではハウステンボスや再春館製薬所、JR九州商事などの九州の有力企業による講演を実施したほか、GMOメイクショップ初のショップアワードを開催した。

今回、「makeshop day FUKUOKA 7th anniversary」内で開催したショップアワード「makeshop AWARD FUKUOKA 2024」では、「makeshop」を利用する九州地方のEC事業者から、活躍が目覚ましいショップや創意工夫を凝らしたショップ、有力なパートナーなどを表彰した。

九州地域でトップレベルの売上・集客を誇り、かつ地域・業界に貢献したショップに贈るグランプリには、骨盤矯正ベルト「ガードナーベルト」を提供するガードナーを選出した。「ガードナーベルト」はSNSや動画サイトで注目を集め、累計50万本以上を販売している人気商品となっている。業界向けのセミナーなどにも積極的に登壇しており、その活躍から受賞を決めたという。

▲GMOメイクショップの常務取締役COO兼福岡支社長 古屋智久氏(右)がガードナーの常務取締役 関秀平氏(左)に表彰盾などを授与

ガードナーの常務取締役 関秀平氏は、「『ガードナーベルト』のECサイトを『makeshop』さんで運営させていただいています。他のカートを転々としていましたが、最終的に『makeshop』にお世話になっています。『ここをこうしたい』というシステムの要望など直接、言わせていただくこともありますが、一緒にやってくれている感があり、ずっと『makeshop』でいこうと心に決めています」とコメントした。

▲ガードナー 常務取締役 関秀平氏

長年に渡り九州地方のEC業界をリードしてきたレジェント賞には、電子工作キット「エレキット」などを製造販売するイーケイジャパンを選出した。2006年から「makeshop」を利用しているレジェンドと呼ぶにふさわしいショップだという。

イーケイジャパンの森下則之社長は「今年で創立30周年を迎えたが、2006年に『makeshop』を導入する前はFAXで注文を受けていました。その業務改善のために『makeshop』を導入し、現在では年間でだいたい2000件のお客さまの受注を処理しています。当社では主にBtoCで『makeshop』を活用させていただいていますが、本日のイベントの話を聞き、今後はBtoBやコト売りだったりと活用の幅を広げていけるなと思いました」と受賞の感想を述べた。

▲イーケイジャパンの森下則之社長

「makeshop」の機能を熟知したショップに贈るエキスパート賞は、お笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹が監修する万能調味料「バカまぶし」などを開発販売するクエストページを選出した。複数のECサイトを運営し、安定成長を遂げており、その知識の深さから「makeshop」のパートナーにもなっているという。

クエストページの千代田明久代表は、「『バカまぶし』のネットショップを『makeshop』で制作させていただきました。他にも自社ECサイトの制作にはほとんど『makeshop』を使わさせていただいています。現場の制作スタッフが吟味した上で一番いいと判断したのが『makeshop』でした。皆さんも活用いただければ、売り上げも上がりますし、事業の発展に貢献すると思います」とコメントした。

▲クエストページ 千代田明久代表

「makeshop」の認知拡大利用促進に貢献したパートナーに贈るパートナー賞には、エージェントプラスを選出した。アワードには参加できなかったが、 橋口洋和代表からは「これまで以上に、これまでと変わらないパートナーシップで『makeshop』とともに歩んでいけたらと思います」とコメントを寄せた。

GMOメイクショップの常務取締役COO兼福岡支社長 古屋智久氏は、「GMOメイクショップは今年、20周年を迎える。20年間ずっとショップさまと向き合いながら取り組んできて、パートナーさまも含めて、非常に感謝しているが、これまでなかなかこういうアワードを開催する機会がなかった。今回は『makeshop AWARD FUKUOKA』という名前だが、九州地方のアワードとして開催させていただいた」と開催の経緯を紹介した。

▲GMOメイクショップの常務取締役COO兼福岡支社長 古屋智久氏

今後、GMOメイクショップでは、九州以外のエリアでもショップアワードを開催することを検討している。