クラウド型の業務支援ソフトを手掛けるサイボウズは6月10日、沖縄県那覇市にメールや電話、チャットサポートなどの窓口業務に特化したコンタクトセンターを開設したと発表した。問い合わせ数が増えているチャットサポート対応の人員を増強し、沖縄ですでに稼働している業務委託先との連携強化につなげる。
サイボウズは、札幌市、横浜市、松山市、那覇旭橋、那覇前島の全国5カ所にユーザーサポートの全般を行うカスタマーセンターを設置している。従来の電話やメールでのサポートに加え、近年はチャットサポートも開始。集計を始めた2021年4月から3年でチャットサポート対応件数がおよそ12倍となった。
新設する那覇コンタクトセンターは、業務委託先のOSPソリューションズと、サイボウズの子会社で、サポート業務の支援を担うサイボウズ・コネクトシーの従業員合わせて13人体制で開始する。2社が同じ場所で業務を行うことで連携を深め、高品質のサポートサービス提供につなげる。今後は積極的に現地での採用を進め、3年後に20人体制を目指す。