ユミルリンクは6月6日、サイバービジョンホスティング(CVH)と協業し、メール送信者に対するセキュリティ要件の高まりを背景に、メールの送信元アドレスがなりすましでないか判断する技術「DMARC」や、メールに企業ロゴを付与して信頼性を高める技術「BIMI」の導入・運用支援サービスを開始することを発表した。
近年、デジタルシフトに伴いメールでのコミュニケーションが活発化する一方で、なりすましや不正メールの被害が増加していることを受け、政府やGmailのセキュリティ要件が厳しくなっている。
こうした背景に加え、「DMARCの設定方法が分からない、継続的にセキュリティ対策を実施したい」といった顧客の声を受け、ユミルリンクはCVH社と協力し、DMARCやBIMIの導入・運用支援サービスを開始した。また、BIMI認証取得に際し、デジサートと協力して証明書(VMC)申請はデジサート社と協業する。
なお、「DMARC導入前調査サービス」は、DMARCを導入する前段階としての調査および報告書を提出するサービスで、提供価格は5万5000円(税込)。「DMARC導入・運用支援サービス」は、DMARCレポートの解析および結果報告から課題と改善策の提供までをトータルで提供するサービスで、提供価格は198万円~/年(同)。なお、DMARC導入・運用支援サービスの提供価格はドメイン数、送信通数、年間報告回数によって異なる。