SCSKは6月4日、プライベートクラウドサービス「USiZE(ユーサイズ)」のオプションとして、簡単かつ安全にパブリッククラウドを利用できるサービス「USiZE Cloud Extension」を提供開始すると発表した。

「USiZE Cloud Extension」が実現すること

同社は今年4月に実施したUSiZEのブランドリニューアルを契機に、「ソブリンクラウド」「ハイブリッドクラウド」の2つを軸にサービスの拡充を進めているが、新サービスは「ハイブリッドクラウド」を強化するもの。

新サービスは、USiZE が稼働する自社データセンター「netXDC」内でパブリッククラウドと閉域接続するサービス「SCNX」とパブリッククラウドの機能を組み合わせてマネージド型で提供するサービス。

ユーザーは新サービスにより、パブリッククラウドとのネットワーク接続を構築・管理する必要なく、パブリッククラウドが提供する機能を活用できる。

  • USiZE Cloud Extensionのサービスイメージ

マネージド型ファイルサーバーサービスを提供

USiZE Cloud Extension は第1弾として、マネージド型ファイルサーバサービスを提供する。

同サービスは Windows 向けのファイルサーバとしての基本的な機能を備えており、ファイルサーバーの設計・運用およびパブリッククラウドへの接続回線を合わせて SCSK がマネージドとして提供する。

ストレージの容量は必要に応じて拡張可能で、容量に応じた従量課金となっているため、将来を見越した余剰リソースのコストが不要。

サービス基本料金(10TB までの容量を含む)は月額140万円から、ストレージ従量料金は月額1TB当たり2万5,000円から。