キンドリルジャパンは5月29日、「育て上げネット」がキンドリル財団の助成金を受け、サイバーセキュリティ人材の育成を目的としたトレーニングプログラム「Youth Drive for Cybersecurity」を開始すると発表した。

  • 育て上げネット、キンドリル財団の助成金でサイバーセキュリティトレーニング開始

    育て上げネット、キンドリル財団の助成金でサイバーセキュリティトレーニング開始

キンドリル財団の概要

キンドリル財団は2023年9月に設立された非営利の民間財団で、キンドリルが展開する地域社会の重要な社会課題への取り組みを支援するため、非営利団体に対して助成金を提供している。

第1回の助成対象は、サイバーセキュリティ人材の不足に対処するための教育を提供する非営利団体。キンドリルは助成金対象団体とのパートナーシップにより社会のサイバーレジリエンスの向上を支援し、7カ国から11の団体が選出され、日本からは2団体が選出された。

育てネットとは

育て上げネットは、すべての若者の社会的所属獲得を目指し、若者と社会をつなぐ活動を行う認定特定非営利活動法人。サイバーセキュリティ分野での学習とスキル取得の機会を提供するため、若年無業者を対象にしたサイバーセキュリティトレーニングプログラムであるYouth Drive for Cybersecurityを開始する。

Youth Drive for Cybersecurityは、ビデオ通話アプリのzoomを使用して実施される。受講期間は6月29日~8月24日。