BetaNewsはこのほど、「 Winamp goes open source」において、Winampがソースコードを公開するとともに世界中の開発者に貢献を呼びかけていると伝えた。Winampがオープンソース化されることで、機能強化や革新を目指したグローバルなコラボレーションが促進されることになると報じている。

  •   Winamp goes open source

    Winamp goes open source

Winamp、ソースコードの公開で新たな一歩

Winampは一時代を築いた象徴的なメディアプレーヤー。独自のデジタル文化、美学、ユーザーエクスペリエンスが提供されている。これまでオープンソース化されていなかったが、2024年9月24日以降に世界中の開発者に公開されることが発表された。オープンソース化されることで次のステップを踏み出し、ユーザーが製品の改善に直接貢献できるようになる(参考:「About Winamp - Winamp has announced that it is opening up its source code to enable collaborative development of its legendary player for Windows.」)。

この動きによりWinampコミュニティ全体が開発に参加できるようになり、専門家や熱狂的なファンがそれぞれのアイデアや情熱を持ち寄ることが可能になると予想されている。さらにコードを公開することでその豊かな遺産を築き上げ、シンプルな音楽プレーヤーからデジタルカルチャーの象徴へと変貌する可能性があると受け止められている。

この画期的なプロジェクトに参加したい開発者向けに登録ページが開設されており、参加が呼びかけられている。公開されるソースコードにどのようなライセンスが使われるかまだ不明だが、 Winampが活性化し、さらなる進化を遂げることが期待されている。