eギフトサービス「AnyGift」のAnyReach、eギフトシステム組込の特許を取得

住所を知らない相手にも気軽にギフトを贈れるeギフトサービス「AnyGift(エニーギフト)」を開発するAnyReachは5月22日、ECサイトにeギフト機能を組み込むことが可能となる技術の特許を取得したと発表した。

AnyReachは、相手の住所を知らなくてもLINEやメールで贈れる”eギフト機能”を、自社ECサイトに組み込み・導入できるサービス「AnyGift(エニーギフト)」を開発・提供している。このほど、ECサイトにeギフト機能を組み込むことが可能となる技術の特許を取得した。

近年、オンラインでギフトを贈れる「eギフト(ソーシャルギフト)」の需要は急速に高まっている。この背景には、オンラインで完結可能なeギフトの利便性や、気軽にギフトを贈り合うカジュアルギフトの需要の増加などがあり、個人間での利用が急速に拡大している。

AnyReachは、2021年の設立以来、「世界的なオンラインのギフトプラットフォームを創る」という理念のもと、自社のECサイトにeギフト機能を組み込める「AnyGift」をECサイト運営事業者へ提供してきた。

ECサイトにeギフト機能を組み込める技術を用いることにより、ギフトを通じてEC事業者が販売する商品の魅力を広げる部分に貢献していきたいと考え、今回の特許の取得に至ったとし、今回の特許の取得が、自社にとってeギフト事業を飛躍的に発展させるための大きな転換点なるとの考えを示した。

今後も「AnyGift」ユーザーがさらにeギフトを活用できる機能を多数リリース予定のほか、直近では店頭でのサービスや体験をeギフトで贈れる機能、カードタイプの物理ギフトカードなどの機能をリリースしており、ECサイトのみならず、リアルな店舗でも利用できる機能やサービスについても開発していく予定としている。

ギフトを通じて人々の生活をより豊かにする点で貢献できるよう、サービスの開発に努めていく考えを示した。