不正注文検知サービス「O-PLUX」、越境ECの不正対策機能強化 英語住所の表記ゆれを補正

安全なネット通販のインフラづくりに貢献するかっこは5月21日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースした。「O-PLUX」、および「不正チェッカー」を利用する事業者の越境ECにおける不正対策強化を支援する。

かっこが提供する不正注文検知サービス「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現するクラウドサービス。

このほど、英語表記における住所情報の表記ゆれの補正機能をリリースした。海外からの注文の表記ゆれ住所も同一住所として判定し、不正注文を検知できる。これにより。「O-PLUX」、および「不正チェッカー」を利用する事業者は、海外からの注文でも安心して取引が可能になる。

経済産業省の報告によると、越境ECの世界市場規模は2021年には7850億ドル(約122兆円)、2030年までには7兆9380億ドルに達すると予測されており、9年間で市場規模は10倍近くに成長する見込みだ。日本においては、2022年頃の円安が追い風になり、新規海外ユーザーの裾野が広がったことで、今後の越境ECでの需要が期待されているとし、「O-PLUX」、および「不正チェッカー」での越境ECにおける不正対策強化を図った。

かっこは、今後も多様化する最新の不正手口に関する分析と研究を重ねるとともに、積極的に機能拡充・サービス開発に取り組むことで、安心・安全なオンライン取引・ネット通販の環境づくりに貢献していく考えを示した。