中国PCメーカーのレノボは5月20日、次世代のAI(人工知能)PCとして、「ThinkPad T14s Gen 6」を発表した。米Qualcomm(クアルコム)の新型「Snapdragon X Eliteプロセッサー」を採用し、NPUの処理能力は最大45TOPS。オフライン時でもさまざまなAI機能が利用できる。

  • ThinkPad T14s Gen 6

    ThinkPad T14s Gen 6

ThinkPad T14s Gen 6は、レノボ初のビジネス向け次世代AI PCとなる。最大64GBの高速LPDDR5xメモリ6を搭載し、スリムな筐体に4辺狭額縁の14型ディスプレイを採用。コミュニケーションバーには、プライバシー保護用の物理カメラシャッターを採用したフルHD1080pのMIPIカメラ(Windows Hello 顔認証にも対応)を搭載。

また、Wi-Fi7とオプションで対応する5G sub6機能の接続により、ユーザーは外出先でも一貫した接続性を確保できる。また、58Whバッテリーとエネルギー効率の高い低消費電力ディスプレイパネルを通じ、長時間バッテリー駆動を実現できるとしている。

本体の寸法は、約313.6×219.4×16.9mm。重量は約1.24kgから。発売時期と販売価格は未定。