X(旧Twitter)対抗のソーシャルサービスであるBlueskyの立ち上げに関与したJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏が取締役を退任したことが明らかになった。Blueskyのアカウントはすでに削除されている。

Blueskyは後任を探す

ドーシー氏はTwitterの共同創業者で、2006年~2008年、2015年~2021年までCEOを務めた。2021年にTwitterを去った後、2022年2月にBlueskyの取締役に就任した。

BlueskyはTwitter時代に社内で生まれていた分散型SNSのアイデアを具現化したサービス。招待制からスタートし、2024年初に招待制を廃止している。

ドーシー氏のBluesky退社は、自身のイニシアティブStart Smallのオープンプロトコルへの助成金についてXに投稿したところ、あるユーザーがBlueskyの取締役をまだ務めているのかを質問、これに対しドーシー氏は「no」と回答したことから明らかになった。

その後、Blueskyは5月6日付の投稿でこれを認めた。現在、ドーシー氏の後任を探しているという。Blueskyの取締役退任の正確な時期は明らかにされていない。

TechCrunchなどの報道によると、Dorsey氏はすでに2023年の段階でBlueskyのアカウントを削除していたという。