Microsoftは現地時間2024年3月20日、.NETアプリケーションに機能を追加できるUIコンポーネントの.NET Smart Componentsの公式ブログでアピールした。
.NET Smart Components自身は実験的な構成要素で、.NET 6以降のBlazor、MVC、Razor Pagesで使用可能。今後は.NET MAUI、WPF、Windowsフォームなど、他の.NET UIフレームワーク用コンポーネントも提供する予定だ。
Smart Pasteはワンクリックでクリップボードの内容をフォームに自動入力するUIコンポーネントである。Smart TextAreaはアプリケーション内に独自のデザインや機能を施した入力フォームを作成するUIコンポーネント。Smart ComboBoxは文脈を理解するセマンティックマッチングに基づいて、コンボボックス経由のコンテンツを提案する。これらのUIコンポーネントは、GitHubのサンプルページに用意されたBlazor/MVC/Razor Pages用コードで試せるが、事前に.NET SDKやAzure OpenAI Serviceの有効化が必要。詳細はGitHubのドキュメント(ドキュメント1、ドキュメント2)を参照してほしい。