ヴァル研究所は2月22日、経路検索サービス「駅すぱあと」の法人向けAPIのサービス名を「駅すぱあと API」に変更し、Web上で試せる「駅すぱあと API Playground」を提供するなどデベロッパーファーストを打ち出した。

新たなロゴ。"生活インフラである「公共交通機関」、その情報を活用した「サービス」、それらを利用する「人々」を繋ぎ、シナジー効果を高めていく"という思いを表現している

2010年より提供してきた法人向けAPI「駅すぱあとWebサービス」のサービス名を「駅すぱあと API」に変更しロゴも一新。「駅すぱあと」で可能なサービスをAPIを通じて提供するサービスでは、公共交通機関の検索や運賃などのデータを使ったプログラミングで取り込めるため、精算業務支援サービスや不動産検索サービス、商業施設のサイネージなど多くの分野でも活用されている。

新たに提供された「駅すぱあと API Playground」は、ユーザー登録や申し込みが不要でアクセスキー無しで、シナリオからJavaScript/HTML/CSSコードを表示するエディタ領域を持つPlaygroundサービスで、実際の動きを試せるようになる。導入を考える場合にも実際のコードをいち早く試せるなどデベロッパーファーストな強化策となる。

  • 「駅すぱあと API Playground」画面