lead=「Match.com」「Tinder」などのマッチングサービスを提供する米Match Groupは2月21日、OpenAIとの提携を明らかにした。

AIに2000億ドルを投資する戦略の一環

Matchは2024年にAIに2000億ドルを投資する戦略を明らかにしており、その一環となる。

Match Group CTOのWill Wu氏は、プレスリリースで「ChatGPT Enterpriseをワークフローに統合することは、日常のタスクに魔法をかけるようなもの。単なる生産性の改善だけではなく、仕事のカルチャーを根本から変えることになるだろう。イノベーションのエンジンを強化できる」と述べている。

ChatGPTの有料版となる「ChatGPT Enterprise」ライセンスを購入し、業務におけるAI利用を進めるという。

1000以上のChatGPT Enterpriseライセンスを購入し、従業員はこれを利用して、コミュニケーション、コード、設計、分析、テンプレート高築などの作業を効率化できるとしている。

Matchはプライバシー保護、AI原則などのルールを設けており、ChatGPTなどのAI利用にあたって従業員は責任のあるAIの利用に関するトレーニングを受けることを義務付けているという。

なお、Match GroupはこのプレスリリースをChatGPTを用いて作成し、コーポレートコミュニケーションチームが編集したと付記している。