NECネッツエスアイは2月2日、双日、ひろぎんホールディングスとともに、広島県呉市と脱炭素社会の実現に向けた包括連携協定を締結したことを発表した。

協定で取り組む4つのテーマ

呉市では、2050年の温室効果ガスの排出量実質ゼロを目指す「呉市2050年ゼロカーボンシティ宣言」がなされ、環境省が定める「脱炭素先行地域」への選定も視野に入れて、さまざまな施策が進められている。

今回の協定は、呉市のこれらの取り組みを官民連携で加速させることを狙いとするもので、同協定で各者が取り組むテーマは「脱炭素社会の実現に関すること」「事業者の脱炭素経営に向けた取り組みに関すること」「地域活性化起業人制度等の活用による専門人材の育成支援および推進に関すること」「地域産業の活性化に関すること」の4点となっている。

NECネッツエスアイは今後、カーボンニュートラルに関する自社実践のノウハウや、再生可能エネルギーをはじめとするグリーン社会の実現に向けた事業で培ってきた豊富なノウハウを活かし、呉市のゼロカーボンシティの実現に貢献していきたい構え。