九州工業大学とマイナビは1月29日、アントレプレナーシップ(起業家精神)教育およびアセスメントツールを活用した学修成果の可視化を目的として、産学連携を推進する「産学連携に関わる包括協力協定書」を2024年1月1日に締結したと発表した。

  • 九州工業大学の外観 写真:papa88/PIXTA(ピクスタ)

    九州工業大学の外観 写真:papa88/PIXTA(ピクスタ)

九州工業大学では、地域中核大学としてイノベーション創出に向けた取り組みを加速させている。アカデミアシーズの具現化、実証、法・規制整備のサポート体制機能の強化などを推進し、学術界の革新的アイデアを社会実装へと橋渡しを行なうイノベーション創出大学を目指しているという。

また技術開発だけでなくアントレプレナーシップ教育も推進。科学技術振興機構(JST)による「大学・エコシステム推進型スタートアップ・エコシステム形成支援」の採択を受けて2022年度より設立された「Platform for All Regions of Kyushu & Okinawa for Startup-ecosystem(PARKS)」の主幹機関として、九州・沖縄圏一体でアジアとつながるスタートアップ・エコシステムの創出を目指しているとのこと。

九州工業大学とマイナビは、今回の提携により、アントレプレナーシップを軸とした「キャリア支援」を共同で行う。大学発スタートアップ創出や学生のキャリア意識の醸成につながる機会を提供していく方針だ。