フォーティネットジャパンは12月1日、自社イベント「ACCELERATE JAPAN 2023」を開催した。基調講演には、フォーティネット プロダクト担当エグゼクティブバイスプレジデント兼CMOのジョン・マディソン氏が登壇。同社においてグローバルのマーケティングを統括する同氏が、セキュアな環境を作るために必要なポイントについて解説した。
ビジネスのデジタル化が増大の“リスクの種”に
マディソン氏は冒頭、「サイバーセキュリティの重要課題」として、「デジタル化の進行」と、「脅威が日々醸成されている」という2点を挙げた。
サイバー攻撃には、ランサムウエアや脆弱性を狙った攻撃など数々の手法がある。同氏は「ここ10年はおなじみの手法が定着していて、変わってきたのは我々が扱うテクノロジーだ」と話す。