エクサウィザーズとコクーが協業を開始

エクサウィザーズのグループ会社であるExa Enterprise AIは12月12日、コクーと業務提携したことを発表した。これにより、Exa Enterprise AIはコクー社内における人材育成を支援し、コクーは顧客に対して「exaBase 生成AI powered by GPT-4」(以下、exaBase 生成AI)を販売する。

また、Exa Enterprise AIの法人向けChatGPTサービスであるexaBase 生成AIの利用企業に対し、コクーの人材が生成AIの日常業務での活用を支援するという。

  • Exa Enterprise AIとコクーが業務提携を開始する

    Exa Enterprise AIとコクーが業務提携を開始する

協業の具体的な取り組み

コクーはexaBase 生成AIの顧客に対して、オンサイトまたはオンラインでのカスタマーサポートや、より効果的な生成AI活用に向けたカスタマーサクセスの支援を実施する。顧客企業内での生成AIの利用率や活用レベルを引き上げ、生産性の向上を目指す。

  • サービス概要

    サービス概要

Exa Enterprise AIはコクーに対し、ChatGPTなど生成AIに関する教育に加えて、exaBase生成AIの基本操作から企業内のデータ連携機能の活用といった応用、プロンプトエンジニアリングなど、生成AIを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)推進についての人材育成も行う。

exaBase 生成AIとは

exaBase 生成AIはGPTモデルをベースとした法人向けの生成AIサービス。法人でのユースケースで課題となるセキュリティやコンプライアンス面に配慮し、管理者側で利用状況の把握や禁止ワードの登録が可能。自社で利用するファイルをアップロードして、その内容を基にした出力が可能な機能も備える。マイクロソフトの「Azure OpenAI Service 東日本リージョン」を利用し、データを全て日本国内で処理しているという。