マーケティング業務の運用支援などを手掛けるオロは11月30日、米ハブスポットが提供するCRMプラットフォーム「HubSpot」を活用したサイト構築・運用プランの提供を開始すると発表した。
具体的には、コンバージョンにつなげるサイト改善機能が備わったCMS「HubSpot CMS Hub」や、顧客データを管理し、データを元に最適な広告、メルマガといったデジタルマーケティングを実施できる「HubSpot Marketing Hub」といったサービスを活用し、サイト構築や運用を支援する。
HubSpot CMS HubはCMSツールとしてサイトを運用管理できるだけでなく、サイト訪問者に合わせたページのパーソナライズや、A/Bテストの実施、施策後の分析など、サイトを改善するための多様な機能が備わっている。テストを繰り返しながらサイトを改善していくことで、コンバージョン率の改善につなげることができるとしている。
また、HubSpot Marketing Hubを用いた顧客管理では、Webサイトからのコンバージョンで得られた見込み顧客のデータを元に、最適なマーケティングを行うための機能を活用する。CRMとして見込み顧客を整理/分析することが可能で、ページビュー数、滞在時間、流入経路といった通常のアクセス解析だけでなく、集めた顧客データを元にパーソナライズされた広告やメルマガ配信を行うマーケティングオートメーション機能が備わっている。
同社が提供開始する新プランでは、上記2つのサービスを活用することで、Webサイトでのコンバージョン獲得を改善し、得られたデータをCRM・MAツールと連携することが可能。Webサイトでの集客から顧客データ管理、顧客へのアプローチまで一括で行えるため、顧客獲得のプロセスの効率化を支援できるとしている。