三井不動産は11月20日、同社が展開するシェアオフィス「ワークスタイリング」について、「ワークスタイリング BASE」を六本木・日比谷・八重洲などを含む都内9箇所のワークスタイリング旗艦拠点で順次提供を開始することを発表した。
今回新たに提供を開始するワークスタイリングBASEは、専有個室なしでも登記と契約拠点のオープンスペースを利用できるようになるプラン。シード期およびアーリー期のスタートアップ企業など、「東京ミッドタウンのようなハイグレードビルへ登記し、ビジネスを加速させたい」といった要望に対応するものだという。
同プランでは、契約拠点の100席以上のオープンスペースや、全国138拠点のワークスタイリングと提携ホテルを従量課金制で利用できる。ワークスタイリングの会議室や個室も従量課金制で利用でき、ゲストの招待も可能。
ワークスタイリングは、場所の提供だけでなくイベントやコミュニティなどを通じて、多様な働き方を提案するサービスを展開。2023年11月現在、会員企業約1000社、会員数は約27万人。
同社は多拠点型サテライトオフィス「ワークスタイリングSHARE」、個室特化型「ワークスタイリングSOLO」、レンタルオフィス「ワークスタイリングFLEX」に新プランを加えることで、多様化するニーズに寄り添いながら新しい働き方や場のあり方を一層推進する。