米Anacondaは現地時間10月24日、公式ブログで「Anaconda Notebooks」で提供するAIチャットサポート機能「Anaconda Assistant」をローカルデスクトップでも利用可能にする機能を発表した。
「Anaconda Assistant」は、開発者や研究者に向け大規模言語モデルを活用しコードの生成、解説、デバッグ、新しいトピックの学習などの機能を提供するAIチャットアシスタントサービス。AI主導のコーディングサンプルやコードの記述補助、グラフなどを活用したコードの内容の視覚化、エラー特定とデバッグなどによりプログラミング作業を効率的にサポートするもので9月にリリースしている。
デスクトップ版サービスの利用は、有料の「Anaconda Cloud」サブスクリプション契約が必要となるが、無料のトライアルアカウントでも合計30件のリクエストを行える。「Anaconda Navigator」を起動し環境を選択してからHome上に表示されるタイル内の「anaconda-toolbox パッケージ」を選択しインストールするほか、パッケージ環境管理システム「conda」で環境を構築しコマンドラインでインストールする方法もある。詳細はWebサイトで確認できる。