アストロスケールは10月6日、経済産業省(経産省)が2023年7月に設立したインパクトスタートアップ育成支援プログラム「J-Startup Impact」に選定されたことを発表した。
インパクトスタートアップは、社会的・環境的課題の解決や新たなビジョンの実現と、持続的な経済成長をともに目指す企業という位置づけで、これまで経産省が進めてきた官民一体となってスタートアップに対して集中的に支援を行う「J-Startup」プログラムを踏まえ、より潜在力の高いインパクトスタートアップへの集中支援を行うために立ち上げられたプログラム。今回、アストロスケールを含め、ロールモデルとなることが期待される30社が選定されたという。
なお、アストロスケールの代表取締役社長である加藤英毅氏は、選定を受けて、「アストロスケールは、デブリ除去を含む軌道上サービスを通じて、宇宙の持続可能性(スペースサステナビリティ)の実現を目指すインパクトスタートアップであり、軌道上サービスのリーディングカンパニーとして、2030年までに自社のサービスを当たり前のものにできるよう、開発を加速していきたい」とコメントしている。