パーソナルAIの開発などを手掛けるオルツは9月6日、大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤としたノーコード生成AIプラットフォーム「altBRAIN(オルツブレイン)」を正式にサービス提供開始することを発表した。
同サービスは織田信長などの偉人や著名人のキャラクターや、ゲーム攻略BRAIN、内科・小児科などの問診で使用可能な問診BRAINなど、さまざまなBRAINをノーコードで作成できる生成AIプラットフォームだ。
同社は2023年5月にα版のサービスを発表しており、約20種類のBRAINを無料で提供していた。今回正式なサービスの提供開始に伴い、無料の「フリープラン」に加えて、「ライトプラン」「スタンダードプラン」「ビジネスプラン」など、目的に応じて使えるプランを複数展開する。
同サービスはオルツが開発した大規模言語モデルLHTM-2を活用しているという。LINE、Slack、Discordなどさまざまなプラットフォーム上でBRAINを自動生成できる特徴があり、これによってLINE Botなどを作成できるため、コミュニケーションの促進に寄与する。
さらに、同サービスは大規模言語モデルのニーズ変化にも対応可能な柔軟性を持つとしており、エンターテインメント領域から企業内のエキスパートシステムやFAQシステムなど、用途に応じたBRAINを構築できるとのことだ。