オルツは2月20日、大規模言語処理モデル「LHTM-2」や、ChatGPTにも搭載されている自然言語処理の人工知能モデル「GPT-3」を利用して、事業支援と導入コンサルティング事業を開始することを明らかにした。
LHTM-2は同社が開発した言語処理モデルであり、OpenAIが開発した言語処理モデルであるGPT-3と同水準のパラメータ数で構成され、機械翻訳や自動要約、テキスト生成、対話などに利用できるという。
LHTM-2やGPT-3などの大規模言語処理モデルを活用することで、人間が書いた文章に近いテキストを生成可能だ。チャットの問い合わせ対応やコールセンター業務、広告やSNSに使用する大量の文章作成、同一専門領域の論文の要約、営業スクリプトの自動生成など、さまざまな目的で活用できる可能性がある。
今回、同社は自然言語処理技術と自社プロダクト開発・運用のノウハウを活用して、事業戦略や新規事業開発支援、AIモデルの適切な利活用、プロダクト実装、オペレーション支援まで、ワンストップで包括的に支援するとしている。