パナソニック コネクトは8月28日、夜間や暗闇でも監視できる新型のAIカメラ「IR-PTZ(パン・チルト・ズーム)」を2023年10月・11月より提供を開始すると発表した。
同機種は、最長照射距離250メートルの赤外線LED、光学40倍ズームレンズを搭載。昼夜問わず河川の水位監視や、工場・インフラ施設・建設現場といった広範囲の監視が求められる環境で活用できる。
また、AIアプリケーションを用いた動体検知による侵入検知や、標準搭載のAI自動追尾などもでき、監視業務の効率化や監視人員の削減につながるとしている。さらに、筐体の小型化・軽量化(従来比約3分の1)を実現。従来製品のAIカメラでは設置が難しかった天井高の低い場所や軒下への設置が可能という。
加えて、耐重塩害仕様(ISO14993準拠)や防塵防水規格「IP66」、耐衝撃保護等級「IK10」にも対応。潮風の吹く沿岸地域などさまざまな環境で導入できる。