SaaS型のAIを活用したローコードテスト自動化サービスを提供する米mablは7月13日、国内エンタープライズ市場への本格参入に向け、日立ソリューションズ(日立Sol)とパートナー契約を締結したことを発表した。日立ソリューションズは7月14日より、mablのサービスを提供する。

mablの「ローコードテスト自動化サービス」は、E2E(End to End)テストの作成から実行、メンテナンスまでを支援するクラウドサービス。ユーザーは、GUIにより簡単な操作で自動テストを作成できる。これにより、テスト作業にかかるコストやヒューマンエラーを削減する。

AIがアプリケーションのGUI変更点を検知して自動修復することで、これまで必要とされていたテスト保守作業を大幅に軽減する。加えて、この拡張性の高いテスト自動化ツールは開発パイプラインに組み込むことが可能で、新しいコードがリリースされるたびにテストを自動実行し、問題を早期検出。日本語にも対応済み。

  • 上:サービス適用による効果、下:ツール連携による開発パイプラインのイメージ

日立ソリューションズは、同サービスを効果的に活用するためのコンサルティングや利用者のトレーニングを行うことで、アプリケーション開発ライフサイクル全体のテスト効率化を支援する。