米Teradata7月11日(現地時間)、マルチクラウド・データ基盤Teradata VantageCloudの最新製品をMicrosoft Azure上で提供開始すると発表した。
クラウドネイティブアーキテクチャの最新製品「Teradata VantageCloud Lake on Microsoft Azure」と分析機能「CleaScape Analytics」により、Microsoft Azure上で、信頼できるAIが必要なデータにアクセスすることが可能になる。
ClearScape Analyticsは、Azure Machine LearningなどMicrosoftのサービスと統合され、データ準備、モデルトレーニング、大規模運用管理を含むエンドツーエンドの分析パイプラインのための分析機能を提供する。
同機能により、検証作業から本番環境へのアナリティクスの移行に時間がかかるという課題を克服し、企業全体のアナリティクス活用を推進するだけでなく、生成AIの活用によりビジネス成果を得られるようになるという。
Teradataはすでに企業がAzure MLを使用して大規模言語モデル(LLM)をトレーニングし、これらのモデルを同社製品に取り込んでリアルタイムのスコアリングを行い、ニーズに合わせてモデルを柔軟に拡張することで、生成AIをビジネスで活用する支援を行ってきたという。