Twitterが一時的に1日に閲覧できる投稿数を制限すると発表した後、プライベートβ段階にあるSNSサービス「Bluesky」が記録的なトラフィックを経験したという。

TwitterではElon Musk(イーロン・マスク)氏が投稿・閲覧に関する発表を7月1日に行い、認証済みアカウントは1日あたり6000件、未認証アカウントは同600件、新しい未認証アカウントは同300件に制限された。

理由は「極度なデータスクレイピングとシステム操作」。マスク氏は、その後に制限数を増加させたものの、ユーザーの混乱は続いた。

これを受け、Blueskyは招待制のβ段階にありながら、記録的なトラフィックの増加を経験、その結果パフォーマンスに影響が出ていると報告しているという。

これに対処するため、サインアップを一時停止する必要があったとのこと。サインアップは、2日遅くに再開した。一連の報道はCNBCが7月3日付で報じている。

BlueskyはTwitterを共同創業したJack Dorsey(ジャック・ドーシー)氏らが立ち上げた分散型SNS。2022年2月に法人を設立し、Jay Graber氏がCEOに就任した。Dorsey氏は設立メンバーとして関わっている。