ヴイエムウェアは6月13日、従業員のデジタル体験(DEX)を包括的に支援するソリューションの強化として、4つの機能拡張を発表した。

1つ目の発表は、サードパーティ ソリューションが管理するWindowsデバイス向けにDigital Employee Experience Management(DEEM)ソリューションの一般提供を開始したこと。

今回のアップデートにより、Intelligent Hub、DEEM、Assistを含むVMwareのDEX製品全体をサードパーティ管理下のデバイスでも利用できるようになった。

2つ目の発表は、VMware Horizonに対するDEEMの一般提供開始だ。これにより、Horizonの仮想アプリやデスクトップを使用したエンドユーザー体験を測定/分析し、ネットワークのパフォーマンス、ログオン時間、仮想マシン(VM)のパフォーマンスを統合的に管理することが可能になる。

3つ目の発表は、体験スコアリング、統合エンドポイント管理アクションの拡張セット、IT部門がVMware Freestyle Orchestratorで作成したワークフローを始動する機能追加など、ITSM Connectorの機能拡張だ。

4つ目の発表は、AIベースのガイド付き根本原因分析(RCA)の一般提供だ。同機能は、AIを使用して根本原因である可能性が高い異変をその信頼度スコアとともに特定する。これにより、問題発生源の特定に要する時間や労力を削減するという。