NTTドコモは6月8日、開発者のためのコラボレーションスペースとして「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」を台場フロンティアビル(東京都 港区)内に開設し運営を開始したことを発表した。

ここでは、同社のネットワーク設備や次世代の光ネットワーク装置、8つの技術(5G / 6G、IOWN、XR、AI、MEC、IoT、Web3、Robotics)を中心に、開発者向けに無料でコンテンツを提供する。施設利用者はこれらの技術や環境を用いて、実験や検証が可能だ。

同社は今後について、各技術領域を中心に設備の充実化やイベント開催などに取り組み、同社のR&D技術と幅広い業界の企業が持つ技術やアイデアを掛け合わせて、新たなサービスの創出や新しいビジネスの実現を目指すとしている。

  • 「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」
  • 「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」

    「docomo R&D OPEN LAB ODAIBA」内部の様子

同施設は、技術者の新しい出会いや学びの場として提供する狙いがあるという。Webサイトから会員登録するだけで、誰でも無料で利用できるほか、イベントの開催も無料で実施できる。コワーキングスペースや会議室として利用も可能だ。

ミートアップ、勉強会、コミュニティイベント、ハッカソンなど、開発者が集い技術開発に積極的に取り組む場所としての利用を想定しているとのことだ。開催したイベントは、Web配信やアーカイブの作成も可能だとしている。