エキサイトは6日、企業向けのWebサービスや業務システムにおいてChatGPTなどの生成系AIを活用する開発支援サービスの提供を開始した。

数年前よりAI研究を行ってきた同社は、今年5月には財務会計と管理会計を連動し自然言語処理の会話形式でPL(Profit and Loss statement/損益計算書)などの経営情報を得られる経営管理クラウド「KUROTEN AI powered by GPT-4」β版提供を開始している。6月6日に同社が発表したのは、OpenAIの「ChatGPT」やGoogleの「Bard」など生成系AIを実装する開発支援サービスで、プロトタイプの開発やリスク範囲の設定、本番システムの設計から開発、運用と最適化など一連のフェーズを支援する。システム設計や開発におけるエンジニア不足のほか、"生成系AIを活用したいが、実現可能性の判断が難しい"という従来のシステム開発とは異なる課題が存在するとサービス提供の背景を述べている。