オープンワークは5月31日、中途入社者23万人が選ぶ「人事評価が適正な企業ランキング」を発表した。同ランキングは、転職・就職のための情報プラットフォーム「OpenWork」における中途入社した社員による「人事評価の適正感」の会社評価スコアを集計したもの。
OpenWorkにおける「人事評価の適正感」とは、業務成果やパフォーマンスに対する評価の適正度を5段階評価でスコア化した指標であり、「待遇面の満足度」とは異なる別の指標として設けている。
ランキング第1位となったのはにケンブリッジ・テクノロジー・パートナーズ、で、これに、プルデンシャル生命保険、ネオ・コーポレーションと続いている。ランキング全体では、コンサルティング、金融、メーカー、不動産、インターネットサービスなど、業界業種を問わず多種多様な企業が並んでいる。
ランキングにおける集計対象データ全体の「人事評価の適正感」スコア平均点が2.82だったのに対し、トップ30企業の平均点は4.32と、全体と比べ 2点近くの大きな差が生じているという。
ランクインしている企業で働いた中途入社者が投稿したクチコミを見てみると、“完全”な実力主義、給与テーブルや評価基準が非常に明確・オープン、新卒中途も関係ない雰囲気といった特徴が挙がっており、その制度に納得・理解した上で業務にあたっている様子が見られたという。
特に、不動産業界・生命保険業界の企業では完全成果主義・フルコミッション制の評価に対する声が、外資系企業では待遇の良さ、オープンでフラットな評価制度に対する声が見られるとのことだ。