Mozillaはこのほど、「 Firefox users on Windows 7, 8 and 8.1 moving to Extended Support Release|Firefox Help」において、「Windows 7」「Windows 8」「Windows 8.1」における「Firefox 115」を2024年9月までサポートすると伝えた。

  • Firefox users on Windows 7、8 and 8.1 moving to Extended Support Release|Firefox Help

    Firefox users on Windows 7, 8 and 8.1 moving to Extended Support Release|Firefox Help

MicrosoftはすでにWindows 7、Windows 8、Windows 8.1のサポートを終了しており、基本的にこれらプロダクトを使い続けることはサイバーセキュリティの観点からは推奨されない。Google ChromeもMicrosoft EdgeもすでにこれらWindowsでのサポート終了している。

今回の発表でWindows 7、Windows 8、Windows 8.1においては「Firefox 115」が最後のバージョンのFirefoxになることが明らかになった。Mozillaは2024年9月までこれらプラットフォームにおけるFirefoxのアップデートをサポートするとしていることから、サポートが終了するまではセキュリティアップデートが適用されたFirefoxを使い続けられる。

セキュリティサポートが終了したプロダクトは時間が経つにつれて、サイバーセキュリティのリスクが高まる。Windows 7、Windows 8、Windows 8.1はすでに使用が推奨されていないが、やむなく使い続ける必要がある場合はWebブラウザとしてFirefoxは優れた候補と言える。しかし、そのFirefoxも2024年9月にサポートが終了することから、2024年9月までにセキュリティサポートが提供されているプラットフォームへ移行することが望まれている。