事業買取・再売却サービス「BIZ CASH」、半年間で買取500件を突破 EC事業も対象

PINCH HITTER JAPANは5月29日、事業買取サービス「BIZ CASH」において、事業の買取件数が累計500件を突破致したと発表した。半年間での500件達成の要因として、最短2営業日での買取による早期キャッシュ化の実現、次のステージへの加速支援などを挙げた。

PINCH HITTER JAPANの「BIZ CASH」は、M&Aの仲介ではなく、事業そのものを買取、再売却する事業買取サービス。売却金額100万円~3000万円前後の事業を対象としており、これまで個人間で成約が難しかった案件に対し、独自の査定基準を設けて最短2営業日で買取ができるという特長を備える。

仲介を入れない個人間でのやり取りでは、コストの問題などもあり、「DD(デューディリジェンス)が出来ない」「提示された売却金額が適正なのかわからない」「そもそも売却金額が妥当なのかわからない」などの理由から、黒字事業にも関わらずスムーズに売却が出来ず、数年間経過したという事例も多くあるという。「BIZ CASH」では、自社開発の独自査定ノウハウの蓄積により、小規模事業者の売却、買収のスピーディーな支援を実現している。

このほど、「BIZ CASH」における買取事業件数が累計500件を突破した。小規模事業者のM&Aの成約が困難な状況の中、最短2営業日で事業をそのまま買取することで早期キャッシュ化を実現出来、次なるステージへの加速の手伝いや、事業そのものの価値を見出し、再度必要な企業へ売却、支援していることが支持され、わずか半年間で500件の買取に達することができたとの見解を示した。

「BIZ CASH」は、買収する企業においても大きなメリットがある。従来、小規模のM&Aを実施するには自社でその事業を隅々まで確認し、最終的に意思決定を行っていたため、試算表などがあいまいに管理されていて全貌を把握できていないといったケースもある。

一方「BIZ CASH」は、PINCH HITTER JAPANが一度独自の査定を行い事業の買取を行っており、安心して買収ができるとしている。中古ブランド品の買取を例に、リサイクルショップが査定して1度買取されているものを購入する安心感と似たようなものがあるとした。PINCH HITTER JAPANがいったん買取している為、様々なデータ管理はもちろん、買収後の成長戦略も支援している。

PINCH HITTER JAPANは、今後も今後もEC事業、Youtubeアカウントなどを中心とした事業を買取していくとの考えを示した。顧客の売却理由、買収理由には様々なケースがあるが、多くは「次の事業へリソースを投資したい」というものであり、その為にはスピーディな売却が非常に重要であるとした。事業の買取・再売却が事業を運営していくことで、本質的な課題解決に少しでも役立てるようサービスの拡大を進める考えを示した。