Google Chromeチームは5月24日(米国時間)、「Sunsetting Chrome Translate for Chrome M95 and older - Google Chrome Community」において、Google Chrome 95およびこれよりも前のバージョンにおける翻訳機能を無効化すると伝えた。該当するバージョンを使っている場合、翻訳を試みると「このページを翻訳できませんでした」といったエラーメッセージが表示されるようになると説明されている。

  • Sunsetting Chrome Translate for Chrome M95 and older - Google Chrome Community

    Sunsetting Chrome Translate for Chrome M95 and older - Google Chrome Community

Google Chrome 95およびこれよりも古いバージョンのGoogle Chromeにおいて、どのようなタイムスケジュールで翻訳機能の無効化が行われるかについての説明は行われていない。GoogleはGoogle Chrome 96以降のバージョンへアップグレードすることを推奨している。

Google Chrome 96は2021年11月にリリースされており、サポートされているプラットフォームであれば、より新しいバージョンを使用できる状況になっている。すでにサポートが終了しているプラットフォームであっても、拡張機能のインストールが可能ある場合は、拡張機能をインストールすることで同じようにGoogle翻訳の機能を使うという方法がある。

スマートフォンやタブレットデバイスのように拡張機能の利用ができず、かつ、すでにサポートが終了している場合は、いずれGoogle Chromeを使ったページの翻訳機能が利用できなくなる可能性がある。なお、Web版のGoogle翻訳は利用できることから、Google Chrome組み込みの翻訳機能が使えなくなったあともWeb版のGoogle翻訳を使うという方法がある。