ACILが運営するキャリア・転職情報メディア「ポジサラ」は5月18日、全国の20代以上の男女100人を対象に実施した「仕事でChatGPTを活用しているシーンは?」をテーマとしたアンケート調査の結果を発表した。

上位3位の具体的な意見は以下の通り。

1位:ビジネスメールなどの文章の生成・校正

ChatGPTは整った文章を短時間で生成できるため、それを活用している人が最も多いことが判明した。ひな型を作るためにChatGPTを活用し、修正を加えて使っている人が多い。

利用している理由としては「AIは内容の真実性は人間の目でチェックが必要だと思うが、きちんとした文法で整った体裁の文章を書くことについては非常に優れていると思うので、下書きとして活用することで大幅に作業時間を減らせるから」「文章を作成する際に謙譲語や尊敬語の間違いを減らしたいから」といった声が挙がった。

2位:必要な情報のリサーチ

必要な情報のリサーチにChatGPTを活用している人も多いようだ。専門外のことでもおおまかな情報を集めてきてくれる便利さから、支持する声が挙がった。

具体的には「自分の専門分野ではない業界などをリサーチする時におおまかな情報を得るために活用している」「自分だけでは視野が狭く、選択範囲が少ないのでいろいろな情報をもつchatGPTを利用して役立ている」といった声が寄せられている。

3位:表やグラフなどの作成

3位は「表やグラフなどの作成」だった。ChatGPTは表計算やグラフなどを正確に作ってくれるため、作業効率が上がるという意見が多かった。

具体的には「Excelで表計算をするときの便利な使い方や関数を教えてもらえると、作業効率が上がって助かる」「姓と名を分割する際、CahtGPTは結構正確に分けてくれるため助かる」「Excelで表などを作っていて必要な関数を忘れてしまったり、まったく知らない関数があったりするときに利用している」といった声が挙がっている。