サイトエンジンは5月16日、4月21日~24日の期間で、日本国内企業のマーケティング・採用担当者164名を対象に実施した、コンテンツ作成におけるAIの活用状況に関するアンケート調査の結果を発表した。
「仕事でAIによるコンテンツ作成の経験がありますか?」と聞いた質問では、「ある」と回答した企業は68.3%と、全体の7割近くに上った。一方で、約3割の企業は「まだ利用したことがない」と回答している。
コンテンツを作成する頻度として最も多かった回答は「週1~4回程度」で29.3%だった。また、14.6%の企業が「週5回以上」の頻度でコンテンツを作成していると回答しており、週に1回以上コンテンツ作成を行っている企業は、全体の4割を超えている。
「どのような用途でAIによるコンテンツ作成を行ったか」という質問では、「記事の構成案」や「記事のタイトル」を考える際にAIツールを活用している企業が多いことが判明した。その次に多かった用途は「記事ライティング」で、他には「広告のコピーライティング」「ブログ作成」「SNS投稿」「Webサイト・ランディングページのライティング」の順に多い結果となった。
コンテンツ作成でAIツールを「利用したことがない」と答えた企業に対し、「今後AIツールを利用しますか」と聞くと、「積極的に利用する」(22.4%)と「一部利用する」(34.7%)を合わせると、半数以上の企業が利用を予定していることが分かった。一方で「わからない/未定」との回答が36.7%で最多だった。