次世代素材系フードテック企業であるSydecas(シデカス)と龍谷大学は、共同でSydecas独自の蒟蒻由来食材「NinjaPaste(ニンジャペースト)」の整腸機能と応用についての共同研究を開始することを発表した。

「あらゆる食を自由にする」ことを目指すSydecasは、同社が独自開発した蒟蒻由来素材のNinjaPasteを用い、大豆ミートや廃棄野菜などと組み合わせた次世代フード「NinjaFoods」を提供している。

NinjaPasteは、通常の蒟蒻を固めきらずにペースト状に保つことに成功した蒟蒻素材であり、他の素材に混合した後、加熱・冷凍・乾燥のいずれかの操作を行うことで、対象の繊維を補強して不可逆のゲルを形成し、強力な結着成形を実現する特徴を持つ。また、成型後はレトルト加工や冷凍保存への耐性があるほか、ゼラチンや卵、水飴類を使用しないため、素材の良さを活かした食品の成型が可能となるとする。

  • SydecasはNinjaFoodsについて「次世代食のカタチをつくる。」というメッセージを掲げている

    SydecasはNinjaFoodsについて「次世代食のカタチをつくる。」というメッセージを掲げている。(出所:Sydecas)

Sydecasはこれまで、多くの企業に対してNinjaPasteを提案してきた中で、「低カロリー・糖質ゼロ」「結着」という素材の機能は好意的に受け止められるものの、どう健康に良いかという「科学的な裏付け」が不足していることを実感していたという。そのため、今回の龍谷大学との共同研究で科学的根拠を示し、NinjaPasteの社会実装へとつなげていきたいとしている。

  • 共同研究に参加する龍谷大学教授陣

    共同研究に参加する龍谷大学教授陣(出所:Sydecas)

また同社は、NinjaPasteの結着成型機能を活かし、あらゆる素材メーカーの課題を解決する共同開発を受託するとしており、2025年大阪・関西万博を見据え、SDGsオツマミなどの製品を世の中に発信するとしている。