メルカリは5月1日、生成AI(人工知能)やLLM(大規模言語モデル)を活用してプロダクト実装を目指すグループ内横断の専門チームを新設したと発表した。執行役員 VP of Generative AI/LLMの石川佑樹氏が責任者を務める。

生成AIとLLMの登場により、今後さまざまな分野でのイノベーションが期待されており、メルカリグループ内においても多くの用途で活用される可能性が秘められていると同社は認識している。専門チームを通じ、まずは生成AI・LLMを社内のさまざまな場面やプロダクトに活用していくための環境を整備していく。

なお、生成AI/LLMの活用にあたっては、メルカリの研究開発組織「mercari R4D」とともに、これまで行ってきたAI分野における倫理的・法的・社会的課題の研究の知見を生かす。データセキュリティ、ガバナンス、プライバシー、AI倫理等に配慮したガイドラインの策定を行い、実装を進めていく計画だ。