電通デジタルと電通は4月26日、チーターデジタルと協業し、「アクションベースロイヤルティプログラム」を提供開始すると発表した。同プログラムは、企業・ブランドと生活者のエンゲージメンをト強化するために、1回の「購買」から次の「購買」までの間を効果的なブランド体験でつなぐサービス。

  • 「アクションベースロイヤルティプログラム」の概要

  • 電通デジタル、電通、チーターデジタルの役割分担

具体的には、効果的に機能させるために、数値目標の設定(購買データ、意識データ、購買の間のブランド体験データを合わせて統合的に検討)から、課題の棚卸、具体的な施策までを網羅したロードマップの設計を支援する。

また、顧客の「ブランド体験」をデータで評価し、「より良い顧客体験」に進化させることで、ロイヤルティ向上を実現する。さらに、企業が保有するデータと連携させることにより、より精緻な条件設定のもと、質の高い「アクションベースロイヤルティプログラム」構築を支援する。

同サービスにより、「購買の間のブランド体験」に対する生活者の反応をデータとしてトラッキング・評価することで、購買と購買の間の空白期間にさまざまな価値を提供し、その効果を計測しながらロイヤルティを高めることが可能となる。

例えば、ブランドのパーパスを体現するような体験や深い理解を目的とした「ブランドメッセージの動画視聴」「イベントへの参加」「SNSシェア」など、ロイヤルティ醸成につながる施策の実行・達成にポイントや魅力的な特典を付与し、どの施策がその企業・ブランドの成長に寄与したかを定量的に評価・分析することで、顧客エンゲージメントを向上できる。