Microsoftは現地時間2023年4月10日、Visual Studio Code内からMicrosoft Kiotaの利用が可能になったと公式ブログで報告した。Microsoft KiotaはOpenAPIベースのAPIを呼び出すクライアント生成コマンドラインツールである。C#、Go、Java、PHP、Python、Ruby、Shell、Swift、Typescriptなど幅広い言語をサポートし、今回の拡張機能でVisual Studio Codeでコードを書く開発者は容易に機能を呼び出せるようになった。Microsoft Kiotaのフィルタリング機能を用いることで、APIクライアントに対する依存性の排除や、必要なAPI領域提示も制限する。

  • Microsoft KiotaによるAPIエクスプローラー(公式ブログより)

    Microsoft KiotaによるAPIエクスプローラー(公式ブログより)

Visual Studio Codeのコマンドパレットから拡張機能を呼び出すと、キーワードに合致するAPIを提示し、開発者はOpenAPIエクスプローラーからAPIクライアントを生成できる。Microsoft Kiotaは4月上旬にリリースされたばかりのため、詳細情報はGitHubのプロジェクトページを参照し、詳細情報を確認してほしい。