SCSKは4月10日、Sansanと連携し、SAPユーザー企業向けの請求書業務効率化テンプレート「Add-Value for DX/インボイス管理 with Bill One」を、4月から提供開始することを発表した。

  • Bill OneとSAPが連携し、経理業務の効率化を実現

    Bill OneとSAPが連携し、経理業務の効率化を実現

今回提供を開始する「Add-Value for DX/インボイス管理 with Bill One」は、複数のソリューションを組み合わせたテンプレートで、請求書受領サービス「Bill One」と連携して活用できる。

請求書受領から紙の請求書の電子化、保管までの煩雑な業務を「Bill One」上で一元的に行うことで、顧客の電子帳簿保存法対応、請求書管理といった経理業務の負荷軽減に貢献する。

また、SCSKのノーコード開発ツール「CELF」で構築した「SAP ERP」への仕訳補完機能を使って、手動仕訳入力の簡略化を実現するのに加え、「SAP ERP」の支払伝票と紐づく承認プロセスを「intra-mart」により電子化し、紙による回付からの脱却を図ることが可能。

  • Add-Value for DX/インボイス管理 with Bill One サービス構成

    Add-Value for DX/インボイス管理 with Bill One サービス構成

さらに、「Bill One」「CELF」「SAP ERP」「intra-mart」をAPIでシームレスにつなぐことでデータをリアルタイムに連携し、「証憑保管・伝票起票・承認・伝票転記」といった一連の業務の流れを止めることなく経理業務のDXを実現するという。

連携する「Bill One」では、請求書の受領、電子化、電子帳簿保存法の要件を満たす形で保存可能で、顧客の経理業務負荷を軽減し、よりコア業務への人材のシフトも支援するとしている。