横浜観光コンベンション・ビューローは3月15日、NTT東日本の運用協力の下、観光・回遊促進プラットフォームである「横浜デジタルMAP」を構築したことを発表した。

「横浜デジタルMAP」は、横浜市の都心臨海部で2023年3月19日~6月11日の期間で開催される、花をテーマにまちの地域資源をつないで横浜の魅力を体験できるデジタルスタンプラリー「花咲く Rally」で活用される。

  • 横浜デジタルMAPの表示イメージ(一部制作中)

「花咲く Rally」は、季節ごとの花々で彩られる横浜観光を存分に楽しめる企画として実施されるもので、横浜市内の飲食・物販店や宿泊施設、観光・集客施設、「花」に関連するイベントなどを巡るデジタルスタンプラリーとなっている。

  • 「花咲く Rally」

また、横浜らしい景色を感じながら移動そのものを楽しめるオランダ発祥の移動式ビアカウンター「ビアバイク」や、東南アジアを中心に普及している「トゥクトゥク」を使った、ガイド付きのツアーを実施する予定だという。この観光モビリティの位置情報を、「横浜デジタルMAP」上でリアルタイムに表示させることで、観光来訪者の周遊利便性を向上する。

「横浜デジタルMAP」のシステム基盤として利用しているサービス「プラチナマップ」は、観光案内マップや施設案内などを多言語対応(7ヶ国語自動切換え)でデジタル表示することができ、データの分析も可能だ。

さらにマップ上で、デジタルスタンプラリーを簡単に作成・開催できることも特徴。ランキング、ルーレット、ポイントといったスタンプラリーをより楽しくする仕掛けや、滞在時間や回遊率向上の仕組みを搭載し、自治体・観光事業者・民間事業者など、それぞれの目的に合わせたスタンプラリーを簡単に構築できるという。

  • サービスイメージ