QuickWorkは3月13日、日本全国500万社以上の企業情報を網羅したデータベース「SalesNow DB」をベースに集計した、2022年1月から12月における国内企業の売上ランキングを発表した。SalesNow DBでは商業登記や不動産登記、税務署の公示データ、官報公告記事、官公庁企業で公開されている情報や、ホームページやSNSで自ら公開している情報をもとにデータを抽出している。

国内企業の売上ランキングトップ10は下図の通り。以下、上位3社を紹介する。

第1位:トヨタ自動車

第1位に輝いたのはトヨタ自動車。世界有数の自動車メーカーの一つであり、2021年時点の単独売上高は全世界の企業の中で世界9位、2022年における企業ブランド力は全世界で6位と日本を代表する企業となっている。

第2位:三菱商事

第2位は三菱グループの大手総合商社である三菱商事。1990年代からコンビニエンスストアのローソンを通じて消費者マーケットの開拓を行うなど、川上から川下までの領域にわたる投資や経営参画を通じて収益を上げる体質に変化している。幅広い産業を事業領域としており、貿易のみならず、パートナーと共に、世界中の現場で開発や生産・製造などの役割も担っている企業。

第3位:本田技研工業(ホンダ

第3位には輸送機器メーカーである本田技研工業(ホンダ)がランクインした。オートバイの販売台数、売上高は世界首位を誇る企業で、縁故採用は一切行わず、実力本位の採用を行っていたり、歴代の社長はすべて技術者出身だったりといった特徴を持つ。

QuickWork同社は、企業の成長力や規模が明確に表れるのが「売上高」として、新型コロナウイルスの感染拡大や欧米での景気減速懸念といった厳しい外部環境の中で確実に売上を大きく伸ばしている企業のアイデアや工夫を元に日本経済を牽引していくことを期待しているとコメントしている。