Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)は3月2日、2023年版日本における「働きがいのある会社」女性ランキングを発表した。

女性ランキングは、 2021年7月から2022年9月に「働きがいのある会社」調査を実施し 「働きがい認定」を受けた企業の中から、特に女性の働きがいに優れた企業を各企業規模部門別に上位5社選出したもので、日本での女性ランキングの発表は今年で7回目となっている。

各部門(従業員規模別)の第1位〜第5位は以下の通りとなっている。

大規模部門(1,000人以上)のTOP10

大規模部門(1,000人以上)の第1位はレバレジーズグループとなり、以下、アメリカン・エキスプレス、ディスコが続いている。レバレジーズグループが第1位に選定された評価のポイントとして、採用・育成・配置・評価において、年齢・性別など、個人の属性にかかわらず全員が正当に扱われるという人事ポリシーが明確であることが女性従業員の高い働きがいを実現していることが挙げられている。

中規模部門(100-999人)のTOP5

中規模部門(100-999人)の第1位はフロンティアホールディングスとなり、以下、アチーブメントとコンカーが続いている。フロンティアホールディングスが第1位に選ばれた評価のポイントとして、社員の幸福度を重視した経営を行っており、ポジティブ心理学における幸福の5つの要素を仕事内容や職場環境で満たす取り組みを行っていることが挙げられている。

小規模部門 (25-99人)のTOP5

小規模部門 (25-99人)の第1位はAphros Queenとなり、以下、あつまる、現場サポートと続いている。Aphros Queenが第1位に選定された評価のポイントとして、経営理念に謳われている「人には無限の可能性がある。」ということをベースに、従業員が自己実現するための制度や組織づくり、教育への投資が多くされていることが挙げられている。