ネットアップは2月9日、大容量オールフラッシュストレージの新製品「NetApp AFF Cシリーズ」3製品と、オールフラッシュシステム「AFF Aシリーズ」のエントリーレベル新製品として「NetApp AFF A150」を3月下旬から販売開始することを発表した。

今回AFF Cシリーズに追加した「NetApp AFF C250」「NetApp AFF C400」「NetApp AFF C800」は、フラッシュのパフォーマンスを実現しながらもコスト効率を改善し、設置面積を小さくすることでTCO(Total Cost of Ownership:総所有コスト)を抑えられるのだという。

新製品群にはネットアップのソフトウェアスイート「ONTAP One」が含まれるため、同社のソフトウェアをオールインワンライセンスで利用可能となる。VMware、データベース、ファイルワークロードの要件に応じて適切なストレージを選択でき、データセンターを適切に更新できるとのことだ。

  • 上段から時計回りに「NetApp AFF C250」「NetApp AFF C800」「NetApp AFF C400

    上段から時計回りに「NetApp AFF C250」「NetApp AFF C800」「NetApp AFF C400」

AFF A150は中堅企業やリモートオフィス、分散配置に適しているという。エンタープライズ級のエントリーレベルのストレージの需要を満たしながら、スケーラビリティとパフォーマンスを向上している。

また、同社は新たなラインアップの拡充に合わせて、オンプレミス環境を長期的にサポートする新たなストレージ保証プログラム「NetApp Advance」を順次提供する。このプログラムでは、CシリーズおよびAFF A150、または新たに購入した AFF、FASストレージへの投資を保護しながら、ビジネス環境の必要に応じてオンプレミスとクラウドストレージの容量を柔軟に変更可能となる。