仮想デスクトップをはじめとしたインフラソリューションをエンタープライズ領域に提供するアセンテックは6日、米CyberArk社の特権ID管理/セキュリティソリューションの提供開始を発表した。

提供するソリューション概要

提供するソリューション概要

ID管理ソリューションを提供するCyberArkは1999年に設立、金融やエネルギー、政府市場などへの提供実績もあるセキュリティ企業で、ハイブリッドやマルチクラウドなど多様化する組織のITインフラのなかでシームレスにID管理を行うソリューションを展開。全世界7000社、フォーチュン500の50%以上の企業が利用するなどニーズが増す組織における特権ID管理分野で存在感を示す。仮想デスクトップソリューション領域を得意とするアセンテックは、製品ポートフォリオに加えることになる。Linuxにおけるroot権限やWindowsにおけるAdministrator権限などの特権IDは、通常ユーザーの権限では行えない操作を行えるため、管理を杜撰にすると大規模な情報漏洩や内部不正に繋がりかねない。またマルウェアによる攻撃対象にされやすく、重要性が日々増加していることを同社は背景に挙げている。