ゼンリンデータコムと、オーダーメイドのルートサンプリング「SHOPLI(ショプリ)」を運用するルコントブルーは1月30日、混雑統計オリジナルパッケージサービスの販売を開始した。
混雑統計とは、およそ700万台の携帯電話のGPSから数分間隔で得られる位置情報を独自のノウハウで解析し、顧客ニーズに合わせた独自の人流統計データをオーダーメイドで作成するもの。
ルコントブルーの持つ販売チャネルを活用し、従来からゼンリンデータコムで販売・提供していた混雑統計データを基に、両社で企画した。
パッケージ化することで、データの抽出及び加工作業を効率化でき、従来に比べてリーズナブルに導入できるという。
また、助成金のある市区町村を営業エリアとしてスタートし、助成金申請手続きもセットにした販売も行う。
両社は、新たな人流データサービスで人の動きや特性を確実なデータにより把握し、様々な課題や地域課題の解決に役立てほしいとしている。
活用を想定している主な業種は、小売店、外食産業、ショッピングモールなど大型商業施設、・テーマパーク、文化施設、企業マーケティング、経営戦略、製造業、交通機関、物流、自治体、公共団体、まちづくり、地域活性化、市街化計画、防災、観光、建設、不動産、スポーツ・イベントなど。